文字通り一年でもっとも寒さが厳しくなる時期です。しかしながら、次第に日が長くなり春へ向かう兆しも感じられてくる頃です。
お正月も明けてきた6日、午前中から降り始めた雪はあっという間にMURAYAMAの大地を銀世界に変えていきました。2018年以来4年ぶりの本格的な降雪に、次に控える立春を前にしても、まだまだしばらくは冬であることが実感されます。9日には、MURAYAMA内で恒例の武蔵村山市消防団の出初め式が2年ぶりに行われました。
古代中国から伝わり、日本で根付いた農事暦。一年を二十四等分し、その季節ごとにふさわしい名前を付けた自然の暦です。
人々は、植物や生き物、自然の微妙な変化を感じ取り、農業をはじめ暮らしに役立てて来ました。時には、天災などの危険を避ける上でも重要なものでした。自然が営む再生循環と季節の移ろいをからだ全体で感じ、それを読み解いていく。まさに自然と共生してきた証しともいえます。