清明とは「清浄明潔」を略したものといわれています。その名の通り、清く明るい空気に満ちてくる頃です。
菜の花が咲く頃にやってくるのが菜種梅雨。一気に桜の開花が進むと思われた関東地方も、春の長雨でしばしの小休止です。開花した後に冷え込みがあると、満開の期間が長くなるとも言われています。真如ヤーナの桜も、これから見ごろを迎えていきます。
3月24日から3月31日まで一般社団法人武蔵村山観光まちづくり協会の後援、武蔵村山市ボランティア・市民活動センターの協力のもと、真如ヤーナにてお花見散歩実行委員会による「お花見散歩2024」が開催されました。
初日である24日には開催式と、出店や催し物などのイベントが行われました。残念ながら桜の開花はもう少し先となりましたが、地元の方をはじめ約300名の方が訪れました。
古代中国から伝わり、日本で根付いた農事暦。一年を二十四等分し、その季節ごとにふさわしい名前を付けた自然の暦です。
人々は、植物や生き物、自然の微妙な変化を感じ取り、農業をはじめ暮らしに役立てて来ました。時には、天災などの危険を避ける上でも重要なものでした。自然が営む再生循環と季節の移ろいをからだ全体で感じ、それを読み解いていく。まさに自然と共生してきた証しともいえます。