二十四節気では、立春から立夏の前日までが春。
暦の上では、一年の始め・春の始めとされ暖かくなりはじめる頃。
やわらかな光は、目覚めたばかりの雑木林を明るく照らしています。
節分の日を前に、今年初めての降雪がありました。
夜の間に降った雪は、朝を迎えると同時に大地を雲海のベールで覆いつくしました。冬の白い風景の中に、うっすらと春の色が浮び上がっている様です。
MURAYAMAから遠望した満月です。この日(1月30日)、月の軌道が地球に最も近くなるため、地平線からひと際大きく赤く輝く月が上ってきました。逆に8月25日には、最も小さな満月が望まれるそうです。
MURAYAMAでは、厳しい寒さの後に暖かい春がやって来るのが実感できるこの頃です。まさに「冬来たりなば春遠からじ」。今年の旧暦元旦は、2月14日(日)です。
古代中国から伝わり、日本で根付いた農事暦。一年を二十四等分し、その季節ごとにふさわしい名前を付けた自然の暦です。
人々は、植物や生き物、自然の微妙な変化を感じ取り、農業をはじめ暮らしに役立てて来ました。時には、天災などの危険を避ける上でも重要なものでした。自然が営む再生循環と季節の移ろいをからだ全体で感じ、それを読み解いていく。まさに自然と共生してきた証しともいえます。