快晴の日が続いて気温も上がり、もっとも暑い頃を迎えます。しかし実際の暑さのピークは、もう少し後になります。
7月16日の梅雨明けを待っていたかのように、気温がぐんぐん上がり、真夏日が続くMURAYAMAです。降り注ぐ太陽光を樹々の緑がしっかりと受け止め、力強い輝きを放っているようです。大地から大気に還っていった水分も、やがて雲となり再び大地を潤してくれることでしょう。ここからが、真夏の始まりです。
古代中国から伝わり、日本で根付いた農事暦。一年を二十四等分し、その季節ごとにふさわしい名前を付けた自然の暦です。
人々は、植物や生き物、自然の微妙な変化を感じ取り、農業をはじめ暮らしに役立てて来ました。時には、天災などの危険を避ける上でも重要なものでした。自然が営む再生循環と季節の移ろいをからだ全体で感じ、それを読み解いていく。まさに自然と共生してきた証しともいえます。