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真如ヤーナだより真如ヤーナだより四季と共に生きる日々移ろう真如ヤーナの大地、そして真如ヤーナで暮らす動植物の生態系。
古来より季節の区分として利用されてきた二十四節気を通して、
真如ヤーナの現在をお伝えします。

処暑しょしょ8月23日頃 ( 2015 )

暑さもようやく峠を越え和らぎ始める頃。綿の花や萩の花が咲き、穀物の実りの季節を迎えます。

提供:真如苑

草むらでは、何処からともなく虫の音が聞こえてきます。ゆっくりと夏が去って行く足音のように感じられます。

提供:真如苑

朝夕しだいに冷気が加わり、秋の気配が漂い出したMURAYAMA。いよいよ蝉たちも、力の限りその声をふりしぼって鳴いています。

提供:真如苑

ねこじゃらしの名前で親しまれているエノコロ草。エノコロとは子犬のしっぽに似ている所から、犬っころが転じてついた名前だそうです。

提供:真如苑

芒種の頃に白い花をつけていたヤマボウシの実(上)が、真っ赤に色づき始めていました。コブシの実(下)もふくらみ、大地に秋の趣がひろがっています。

提供:真如苑

空を見上げると彩雲が架かっていました。季節は間もなく立春から数えて二百十日目。台風がやって来る日とされています。今年は9月1日がそれにあたります。

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■二十四節気とは

二十四節気

古代中国から伝わり、日本で根付いた農事暦。一年を二十四等分し、その季節ごとにふさわしい名前を付けた自然の暦です。

人々は、植物や生き物、自然の微妙な変化を感じ取り、農業をはじめ暮らしに役立てて来ました。時には、天災などの危険を避ける上でも重要なものでした。自然が営む再生循環と季節の移ろいをからだ全体で感じ、それを読み解いていく。まさに自然と共生してきた証しともいえます。


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