一年で、昼間が最も長く、夜が最も短い日。
冬至と比較すると、昼間の時間差は4時間以上もあります。 梅雨時期を迎え、夏もいよいよ盛りへと向かっていきます。
暦の上では夏季の真ん中にあたりますが、実際には梅雨の真っ盛り。MURAYAMAも6月9日に梅雨入りしました。どんよりとした空が大地を覆っています。
すいすいと軽快な動きで、ツバメが水辺にやってきました。エサをついばみ行ったり来たり、きっと子育てに大忙しなのでしょう!
曇天にもかかわらず、カラフルな色彩があたりに息づいています。よく見ると、草花についた水滴たちが僅かな光を輝きに変えてくれていました。
古代中国から伝わり、日本で根付いた農事暦。一年を二十四等分し、その季節ごとにふさわしい名前を付けた自然の暦です。
人々は、植物や生き物、自然の微妙な変化を感じ取り、農業をはじめ暮らしに役立てて来ました。時には、天災などの危険を避ける上でも重要なものでした。自然が営む再生循環と季節の移ろいをからだ全体で感じ、それを読み解いていく。まさに自然と共生してきた証しともいえます。