太陽が真東から昇り真西に沈む日。この日を境に、昼がだんだん長くなっていくとともに夜が短くなっていきます。
春分の日を中日に、春のお彼岸を迎えます。「暑さ寒さも彼岸まで」と言われるように、MURAYAMAでも少しずつ寒さが和らいできました。そんな中、3月9日には毎年恒例となった武蔵村山市体育協会主催のロードレースが行われました。 空高くからヒバリたちのさえずる声に押されるように、選手たちは大地を駆け抜けていきました。古代中国から伝わり、日本で根付いた農事暦。一年を二十四等分し、その季節ごとにふさわしい名前を付けた自然の暦です。
人々は、植物や生き物、自然の微妙な変化を感じ取り、農業をはじめ暮らしに役立てて来ました。時には、天災などの危険を避ける上でも重要なものでした。自然が営む再生循環と季節の移ろいをからだ全体で感じ、それを読み解いていく。まさに自然と共生してきた証しともいえます。