二十四節気では、新たな一年の始まり。
季節も巡り、ふと春の気配を感じ始める頃です。しかしながら実際の所は、まだまだ寒さの厳しい時期ではあります。
この日、MURAYAMAの明け方の気温はマイナス6度。
日の出と共に、凍てついた大地に夜明けを知らせる暖かさが戻ってきました。
徐々に日脚が伸び始め、樹々の影がくっきりとしてきました。水辺を吹き抜ける北風も、東の風に変わってきたように感じます。寒さが極まって、暖かさが生じ始める兆しでしょうか?
今年の節分(2月3日)は、ちょうど旧暦の正月とも重なります。新たな年を迎えるにあたり、大きな節目の日となりそうです。皆様にとって、よい年でありますよう!
古代中国から伝わり、日本で根付いた農事暦。一年を二十四等分し、その季節ごとにふさわしい名前を付けた自然の暦です。
人々は、植物や生き物、自然の微妙な変化を感じ取り、農業をはじめ暮らしに役立てて来ました。時には、天災などの危険を避ける上でも重要なものでした。自然が営む再生循環と季節の移ろいをからだ全体で感じ、それを読み解いていく。まさに自然と共生してきた証しともいえます。