穀雨とは「雨が降って百穀を潤す」という意味。やわらかい雨の恵みで、野山の緑は、一気に萌え立ちます。
今年も桜の開花時期に合わせて、3月30日より真如ヤーナオープンデーが行われました。麗らかな春の日差しの下、多くの方々にお花見エリアへご来場いただきました。まもなく八十八夜(5月1日)を迎えると、いよいよ夏の扉が開かれていきます。
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古代中国から伝わり、日本で根付いた農事暦。一年を二十四等分し、その季節ごとにふさわしい名前を付けた自然の暦です。
人々は、植物や生き物、自然の微妙な変化を感じ取り、農業をはじめ暮らしに役立てて来ました。時には、天災などの危険を避ける上でも重要なものでした。自然が営む再生循環と季節の移ろいをからだ全体で感じ、それを読み解いていく。まさに自然と共生してきた証しともいえます。