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真如ヤーナだより真如ヤーナだより四季と共に生きる日々移ろう真如ヤーナの大地、そして真如ヤーナで暮らす動植物の生態系。
古来より季節の区分として利用されてきた二十四節気を通して、
真如ヤーナの現在をお伝えします。

立春りっしゅん2月4日頃 ( 2009 )

二十四節気で数える一年の始め。
まだまだ寒さの厳しい時期ですが、春の気配をほのかに感じ始められる頃。冷たい北風が徐々に東風と変わり、湖や池の氷を少しずつとかしていきます。

提供:真如苑

お昼間の陽光が氷をとかし始めた頃、ハクセキレイが舞い降りてきました。生き物たちが、少しずつですが顔をのぞかせ始めました。春の足音が聞こえているのでしょう。

提供:真如苑

朝、生まれたての日光が樹々を抜け、頬を柔らかく照らしてくれます。辺りの冬の風景に、うっすらと春の色が浮び上がってきます。

提供:真如苑

一見冬枯れした様に見える樹々たちも、その枝先に春を待ちわびる芽が宿っていました。そんな思いを雀は知っているのでしょうか?鶯の初鳴きも間もなく届けられるでしょう。

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■二十四節気とは

二十四節気

古代中国から伝わり、日本で根付いた農事暦。一年を二十四等分し、その季節ごとにふさわしい名前を付けた自然の暦です。

人々は、植物や生き物、自然の微妙な変化を感じ取り、農業をはじめ暮らしに役立てて来ました。時には、天災などの危険を避ける上でも重要なものでした。自然が営む再生循環と季節の移ろいをからだ全体で感じ、それを読み解いていく。まさに自然と共生してきた証しともいえます。


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