暑さも止まる。
真昼の暑さはまだまだおさまりませんが、朝晩は盛夏の頃と比べると少しだけ涼しくなっています。
日中のMURAYAMAではまだまだ過酷な暑さが続いていますが、足元を覆う草のおかげでアスファルトの場所に比べると幾分涼しく感じられます。
草を分ける音がするので追っていくと狸に出会いました。
MURAYAMAのある多摩地区は昔から狸が生息する地域として有名です。横を流れる残堀川や農地を渡り歩きつつ、この地にやってきたのでしょうか。
夕方からは徐々に過ごしやすくなってきました。特に空の表情は少しずつですが秋の訪れを感じられます。
古代中国から伝わり、日本で根付いた農事暦。一年を二十四等分し、その季節ごとにふさわしい名前を付けた自然の暦です。
人々は、植物や生き物、自然の微妙な変化を感じ取り、農業をはじめ暮らしに役立てて来ました。時には、天災などの危険を避ける上でも重要なものでした。自然が営む再生循環と季節の移ろいをからだ全体で感じ、それを読み解いていく。まさに自然と共生してきた証しともいえます。