いよいよこれからが冬本番。寒の入りとされるこの日から立春を迎える節分までを、寒の内といいます。
令和四年を迎えた朝、いつものように陽光が大地を照らし出しました。新たな1年の初日の幕開けです。「静」の時間から生命が躍リ出す「動」の時間へと、繰り返しタスキが繋がれていきます。MURAYAMAの時計は、今年どんな刻みを醸し出してくれるのでしょうか、楽しみです。
古代中国から伝わり、日本で根付いた農事暦。一年を二十四等分し、その季節ごとにふさわしい名前を付けた自然の暦です。
人々は、植物や生き物、自然の微妙な変化を感じ取り、農業をはじめ暮らしに役立てて来ました。時には、天災などの危険を避ける上でも重要なものでした。自然が営む再生循環と季節の移ろいをからだ全体で感じ、それを読み解いていく。まさに自然と共生してきた証しともいえます。