文字通り、最も暑い時季。
気温がぐんぐん上昇して、年間の最高気温を示すことも。日本中が真夏を迎えます。
7月9日に梅雨明けしたMURAYAMAでは、まばゆいばかりの夏空が広がっていました。と同時に、真夏日の到来です。今年は何日続くのでしょうか・・・
水辺に行ってみると、高々とそびえた雲の峰が鮮やかに映っていました。風の代わりに、水の鏡が一服の涼を運んで来てくれたような感じがします。
ねむの木です。
夜になると左右の小葉をゆっくり閉じ垂れ下がります。その様子がまるで眠るようなので「眠りの木」、そしてしだいに「ねむの木」に変化していったそうです。
山桃の実が、ひと際赤く実っていました。果実はジャムや果実酒に、樹皮は褐色の染料になるそうです。
古代中国から伝わり、日本で根付いた農事暦。一年を二十四等分し、その季節ごとにふさわしい名前を付けた自然の暦です。
人々は、植物や生き物、自然の微妙な変化を感じ取り、農業をはじめ暮らしに役立てて来ました。時には、天災などの危険を避ける上でも重要なものでした。自然が営む再生循環と季節の移ろいをからだ全体で感じ、それを読み解いていく。まさに自然と共生してきた証しともいえます。