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真如ヤーナだより真如ヤーナだより四季と共に生きる日々移ろう真如ヤーナの大地、そして真如ヤーナで暮らす動植物の生態系。
古来より季節の区分として利用されてきた二十四節気を通して、
真如ヤーナの現在をお伝えします。

清明せいめい4月5日頃 ( 2010 )

万物が発生し、清新の気が満ちる時期。
草木の芽はふっくらと育ち、百花咲き競う季節。昔の人が「時の花」に思いを寄せて来た事を実感する時候です。

提供:真如苑

MURAYAMAも住人の入れ替わりの時期。
南からやって来る鳥たちとは逆に、冬鳥たちは北へと飛び立つ頃を迎えました。水場にも、また新たな賑わいがもどってきました。

提供:真如苑

「三味」とは酸味、甘味、苦味。なかでも苦味はなんと言っても春の味。つくし、ふきのとう、たらの芽、こごみなどの精の強い山菜には、冬の間に溜まった老廃物を体外に排出する作用があるとされます。

提供:真如苑

昔の人は農作業のかたわら、腰休めにふと伸び上がった際、遠くの桜をよくめでたそうです。田畑のはるか先に見える林に咲く山桜が、優しく微笑んでいる様に見えたのでしょう。

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■二十四節気とは

二十四節気

古代中国から伝わり、日本で根付いた農事暦。一年を二十四等分し、その季節ごとにふさわしい名前を付けた自然の暦です。

人々は、植物や生き物、自然の微妙な変化を感じ取り、農業をはじめ暮らしに役立てて来ました。時には、天災などの危険を避ける上でも重要なものでした。自然が営む再生循環と季節の移ろいをからだ全体で感じ、それを読み解いていく。まさに自然と共生してきた証しともいえます。


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