草木に白く光る露が降りる頃。ようやく残暑も引き始め、大気が少しずつ冷えて本格的な秋の訪れを感じさせます。
大地には、草木に宿った朝露がまばゆく輝いていました。空を眺めると、その雲の形も夏から秋へと移り変わっていくのが感じられます。
その昔「あきつ」と呼ばれていたトンボ。日本の古来名も、秋津州(あきつしま)と呼ばれていたそうです。きっと野山をトンボが舞い飛ぶ緑豊かな国だったのでしょう。
去る8月23日、プロジェクト用地北東の一角に「真如苑芝生ひろば」がオープンしました。オープニングセレモニーは、武蔵村山市長はじめ多くのご来賓が列席される中行われました。その後天然芝のグラウンドでは、地元少年サッカーチームによるオープニング記念マッチが催されました。
古代中国から伝わり、日本で根付いた農事暦。一年を二十四等分し、その季節ごとにふさわしい名前を付けた自然の暦です。
人々は、植物や生き物、自然の微妙な変化を感じ取り、農業をはじめ暮らしに役立てて来ました。時には、天災などの危険を避ける上でも重要なものでした。自然が営む再生循環と季節の移ろいをからだ全体で感じ、それを読み解いていく。まさに自然と共生してきた証しともいえます。